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上手に歩けるかな?
皆様からいただく質問の中には、散歩のしつけに関するものが多く含まれています。その大半は、「普段はおとなしいのにリードをつけると大騒ぎ、散歩中も興奮状態でおやつを見せても見向きもしない…」というものです。
このような状態の犬は、残念ながら散歩を始めるための準備(トレーニング)ができているとは言いがたく、このまま散歩の習慣を続けることでひどくなる一方であることが予想されます。散歩の練習をせずに、ぶっつけ本番で始めてしまったのですから、愛犬が正しい歩き方がわからないのも当然です。
「ワクチン接種が終わったら、すぐに散歩を始めなければ!」と考えがちですが、焦ることはありません。まずは練習を充分に積むことを考えましょう。また、すでに「散歩がうまくいかない」と困っている方も、一度練習に立ち戻り、基礎から直すことを心がけてください。
ワクチン接種前でも、散歩の練習を始めることはできます。
1.家の中で褒めたり遊んだりしてる時にリードをつける練習。
首輪とリードをつけたままで遊んであげる。
最初は引きずっているリードを気にしていると思いますが、飼い主さんに集中できるもので
遊んであげる。
→騒いだら一旦止めて、10分後にトライ!
2.家の中で首輪とリードをつけて、1歩あるいては「オスワリ」、できたらまた1歩で「オスワリ」
→「良い子だねー」と優しく声をかけながら。
3.キャリーに入れて、または抱っこして(この時落ちないように。)
→交通量の多い激しい道や踏み切り、商店街など刺激の多い場所をコースに入れる。
これらの練習をしてからお散歩のスタートです。
ワクチン接種が終了し、散歩OKの許可が出たあとは、次の練習をすぐに始めましょう。
1.家の中でリードをつけて、玄関まで歩く練習。
→オスワリをさせてリードを装着。騒いだら中止し、数分後に再トライ
2.家の周りを1歩ずつ歩く練習。
→1歩あるいてはオスワリ。自動的に愛犬が座るまで立ち止まり、待つ。(先にいけないように)
3.友達とすれ違う練習
→おやつで(生後半年までは主食のフードを1粒2粒に)愛犬の気を引きながらすれ違う。
おやつに興味を持たない場合、鼻先にフードをつけて集中してもらう。
上手にできるようになったら公園などで知らない犬の横を通り過ぎる練習。
これはまだ散歩ではありません。あくまで散歩をするための練習です。決して長い距離を歩こうとは
考えないでください。1歩ずつ確実に、おりこうに歩けるようになったら、少しずつ距離を伸ばしましょう。
「散歩がうまくいかない」と悩んでいる方は、しばらく散歩は中止してこの練習に集中しましょう。
散歩を上手にするためのポイントはアイコンタクト。
愛犬の意識をあなたに向かせ続けることです。ときには地面の匂いを嗅がせても良いでしょう。
でもあなたが声をかけたら、すぐにあなたに注目するように練習しましょう。
アイコンタクトのポイント
1.名前を呼ぶときは褒めるときです。
→名前を呼ばれて行ったのに怒られた。ではすぐにこっちに来なくなってしまいます。
絶対に守ってください。
2.名前を呼んで、こっちに向かってきたときにごほうびをあげる。
こほうびをあげるとき、飼い主さんの目の辺りにごほうびを持ってきて目の辺りをみるように
誘導してください。
→慣れてきたら目の辺りに持っていたおやつを目から離して手を伸ばし
遠くに持っていてください。
愛犬が目をチラッとでも見てくれたときにおやつをほめながら与えます。
慣れてきたら、チラッとではなく、目と目を数秒でもあえるように次は
数えて2つ目が合ったらおやつを与え、慣れてきたら、数えて3つ・・・4つと時間を長くして。
(ごほうびを与えるときにルールを決める)
→愛犬はごほうびをゲットするにはどうすればいいか?学習していきます。
このときに一気には無理のなで何日もかけてゆっくりと。
3.目と目が合ったときは大いに褒めてごほうびを与える
目と目が合う時間を長くしていく。目と目が合ったときにすぐに褒めず、
数秒経ってからほめるようにしてあげてください。
食べ物に興味を持たない子はボールや大好きなものでカバーしてください。
上手になったからといって油断は禁物!
あなたが20m歩く毎に立ち止まり、オスワリ・フセの練習。
お散歩の中に組み入れて何度も何度も繰り返して。
あなたの横でピッタリと歩いてくれるのも夢ではありません。
アイコンタクトができれば写真を撮るのも便利ですよ
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